芝生ができるまで
芝草の種まき

芝草の種


芝草の種と袋 芝草の種は米や麦より小さい種です。

 ほとんどの種類が、アメリカで作られており、袋に入れて運ばれます。

 種ができないか、ほとんど種ができない芝草の種類もあります。


種をまく時期


 種をまく芝草がいちばん元気のよくなる気候のときに種をまきます。種をまいてから、芝生になるまでの期間(2〜3ヶ月)、元気にのびなければなりません。

 暖地型の芝草の場合は、一日の平均気温が20℃以上になる時期が向いています。関東地方では、5〜6月ぐらいです。これ以上おそくなると、芝生になる前に秋になってしまいます。

 寒地型の芝草の場合は、一日の平均気温が10〜20℃の時期が最適です。関東地方では、3月から5月までと、9〜10月です。春まきの時は、すぐに夏が来てしまうので注意が必要です。

種のまき方


 芝生を作るところに、かたよりがないよう、まんべんなくまきます。種が多いところと少ないところができると、芝生のこいところとうすいところができてしまいます。

 種まき用の機械をつかうと、簡単にまんべんなくまくことができます。水や肥料と一緒に、種をまく機械もあります。

 種をまく量は、種類や季節によって変わります。多すぎると、1本1本の伸びるところが限られるため、元気がなくなります。少なすぎると、芝生として弱くなるので、いたみやすくなります。

ドロップシーダー ロータリースプレッダー
ドロップシーダー ロータリースプレッダー
むらなく種を落とす機械。肥料もきれいにまくことができます。
およそ2mの幅で種を遠心力で飛ばす機械。肥料もきれいにまくことができます。
種を水といっしょに吹き付けている様子 吹き付けるためのポンプ
種を水や肥料といっしょに吹き付けます。雨でも流れにくいように、繊維(せんい)もいっしょに吹き付けることもあります。

芝草の種まきのコツ


  • 種をまく前に、地面にくまでで筋をつけたり(レーキング)、小さなでこぼこをつけたりする(ディンプリング)と、種から芽が出やすくなります。
ディンプリング
ディンプリングの効果
そのままの地面(左)と、ディンプリングをした地面(右)
  • 種が芽を出してからすぐに必要な肥料を、種をまく前にまいておきます。
  • 種が地面にしっかりついていることが大切です。種をまいたあと、軽くローラーをかけます。
  • 芽が出るまでは、いつも地面がぬれているようにします。
  • 寒い季節には、光のとおるシートで保温をすると、早く芽が出ます。
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