芝生ってなあに
芝生の歴史
芝生の歴史

アフリカのサバンナ 人間が約700万年前の地球に生まれたころ、草原に住んでいたと考えられています。食べ物を見つけることもでき、また、危険なけものが近づいてくるのも、よく見えるからです。

 約1万年前には、人間が食べ物を、植物を植えることにより作り出すようになりました。また、ヒツジやウシなどの草食動物を飼うことも始めました。食べ物を手に入れるのが楽になり、生活にゆとりが出てきました。そこで、草原でスポーツをしたり、遊んだりするようになりました。やがて、スポーツをしたり、遊ぶために、草原を手入れするようになりました。これが芝生の始まりです。

都市の緑 約5000年前になると、都市が生まれます。都市が大きくなると、人々は自然がなつかしくなり、木や花を植えたり、芝生を作ったりするようになりました。おそらく、芝生は都市に植えられた最初の植物の一つと考えられます。

日本の芝生の歴史

 日本列島の気候では、自然の草原はなかなかできません。温たたかく雨が多いので、草原にはだんだんに木が生えてきて、やがて森になってしまうのです。ですから、乾燥しているため、木が育たないアジアやアフリカの海から遠いところや、寒くてなかなか森にならないヨーロッパのような自然の草原はほとんどありません。

馬の放牧地

 ウシやウマの放牧地は草原となるので、動物を飼い始めた縄文時代後期(約4000年前)から弥生時代(約2000年前)にかけて、草原ができるようになったと考えられます。


日本庭園の芝生 今から800年ほど前の平安時代に書かれた『作庭記(さくていき)』という庭作りの本に、芝生のことが書かれています。このことから、おそくとも平安時代には庭に芝生が植えられていたことがわかります。


 日本で最初にできた芝生の公園は、明治時代に作られた日比谷公園の芝生広場です。また、最初のゴルフ場は、ちょうど同じころ、神戸の六甲山に作られました。


 日本でも世界でも、芝生をたもつのはたいへんです。人々は昔から芝生が大好きなので、水や肥料をあたえ、芝刈りをして、元気のよい芝生をたもっているのです。
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