芝生ってなあに
芝草の種類

 イネ科というグループの中で芝生になる草は、いろいろな分け方で、グループに分けることができます。

日本芝と西洋芝

日本での使われ方の歴史(れきし)で、分けるやりかたです。

日本芝

 明治時代より前の時代から、日本で使われてきた芝生のことです。

 このグループは、ノシバコウライシバ、ビロードシバなど、日本に自然に生えている芝草です。コウライシバは沖縄と九州の一部、ビロードシバは沖縄と九州一部、小笠原、ノシバは九州から北海道南部にかけて自然に生えています。

西洋芝

 もともとアメリカやヨーロッパなどで使われていた芝生で、日本には明治時代以降に入ってきた芝草のことです。

 このグループには、クリーピングベントグラスケンタッキーブルーグラスペレニアルライグラスフェスクのなかまバミューダグラスセントオーガスチングラスなどが含まれます。


暖地型(だんちがた)と寒地型(かんちがた)

もともと生えていた場所のグループによって、分けるやりかたです。暖地とはあたたかい場所で、寒地は涼しく寒いところです。

暖地型

 熱帯から温帯にかけて、もともと生えていた芝草のグループです。イネ科のなかでは、キビのなかま、スズメガヤのなかまに属しています。暑さには強いですが、寒いところは苦手です。乾いた天気にはたえられるものが多いです。
 このグループの芝草は、沖縄や小笠原など、暑いところでは一年中緑ですが、それ以外の日本列島では、冬になると休眠してしまうため、夏緑型という呼び方もします。

 このグループには、ノシバコウライシバ、ビロードシバ、バミューダグラスセントオーガスチングラスなどが含まれます。

寒地型

 温帯から亜寒帯にかけて、もともと生えていた芝草のグループです。イネ科のなかでは、ウシノケグサのなかまに属しています。寒さには強いですが、夏の暑さやかわきに弱いです。
 このグループの芝草は、沖縄や小笠原では、暑すぎるのでなかなか生育できません。九州より北の地方では一年中緑をたもつので、常緑型という呼び方もします。しかし、夏涼しい地方以外では、夏の暑さや、梅雨の湿気、8月の乾燥で元気がなくなることもあります。

 このグループには、クリーピングベントグラスケンタッキーブルーグラスペレニアルライグラスフェスクのなかまなどが含まれます。


冬のゴルフ場
冬のゴルフ場
暖地型の芝生は休眠していますが、寒地型は青々と元気です。
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