全国の校庭緑化の普及率はまだ低い

校庭緑化のメリットって何??

日本では都市部を中心に、近年盛んに校庭緑化が進められています。それでも普及率はまだまだ少なく、全国の公立学校での普及率は小学校で約4%、中学校で約3パーセントです。約300ヘクタールの緑を生み出すことを目標に、 特に普及を進めている東京都でも10パーセントほどです。欧米では普及率が70%ほどであることから、日本では普及が進んでいません。

校庭緑化には多くのメリットがあります。子供の体力低下が指摘されていますが、土のグラウンドでは夏は暑く、転倒するとケガをすることから、外遊びが敬遠されます。しかし校庭緑化により芝生のグラウンドになると、 子供たちはこれまでより積極的に外を走り回るようになるでしょう。成長期の運動量が増えることで、成人してからの基礎体力の向上が期待できます。また夏場には熱中症が心配されますが、芝生が太陽光からの熱を吸収することから、 地表温度が上がりにくく、熱中症のリスクも大幅に低くなります。公立学校は都市部に広い面積を有しており、屋上緑化とともにヒートアイランド現象の低減にも繋がります。

周辺の環境や子供たちにとって多くの良い影響がある校庭緑化ですが、普及させるにあたっての問題が多くあります。その最も大きなものは費用の問題です。芝生化には多額の費用がかかり、地域によってメンテナンスの頻度や方法も異なります。 現状の制度ではプロスポーツの競技場のように、専門業者による細かいメンテナンスが必要になり、多額の費用がかかります。その問題を克服するために、人材活用によりメンテナンスコストを引き下げたり、 冬でも枯れない普及用の強い品種を開発することや、学校という場所に合った導入方法の構築がなされています。 校庭というと無数に石があり、少し風が吹くと砂ぼこりが舞うイメージがありますが、これからの技術の発達で校庭緑化が広まれば、そのイメージも数十年後には過去のものになっているかもしれません。

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校庭緑化プロジェクト詳細

都道府県のみならず、市区町村単位での校庭緑化活動を推進していくプロジェクトです。中学校、小学校や幼稚園において校庭、屋上緑化活動を啓蒙していきます。